表現の不自由展KOBE

2022年9月10日(土)10時〜19時
2022年9月11日(日)10時〜17時
会場:神戸市内
チケット代金:1,200円 完全予約制
主催:表現の不自由展KOBE実行委員会
協力:表現の不自由展・東京実行委員会
【チケット購入サイト】販売期間8月1日〜8月31日
【お問い合わせ】
【出展作家】(50音順)
安世鴻 イトー・ターリ 大浦信行 姜徳景 キム・ソギョン キム・ウンソン クォン・ユンドク 小泉明郎 白川昌生 趙延修 豊田直巳 前山忠 丸木位里 丸木俊 山下菊二 作者非公開(9条俳句)
(題字)いちむらみさこ
芸術作品は人に出逢うために存在するというのに、なぜ出逢うことを妨げられなければならないのでしょうか?
日本における「表現の不自由」は、歴史認識の問題と密接にかかわっています。あいちトリエンナーレ事件で河村市長が語ったのは、日本軍「慰安婦」被害女性に対する敵意と、昭和天皇の戦争犯罪への否認でした。
歴史否認はこの国の司法にも通底しています。6月15日、最高裁は群馬県の公園に設置された朝鮮人強制連行追悼碑の撤去を認める判断しました。6月17日、最高裁は福島原発事故に対する国の責任を認めない判決を言い渡しました。
国家にとって都合の悪い歴史を葬り去ろうとする……それがこの国の「表現の不自由」の特徴ではないでしょうか。
表現の不自由展KOBEのコンセプトは〈歴史と女性の人権〉です。葬り去られた表現ではなく、いまなお葬り去ろうとされている表現です。2022年9月、わたしたちは不自由とされた表現に対して、より敏感でありたいと思います。
それが作品たちに対して応じることのできる、せめてもの感受性です。
表現の不自由展KOBEは事前予約のみ、当日のチケット販売は行わない予定です。また50分ごとの入れ替え予定です。会場については9月に送付予定のチケットでお知らせしますので、ご了承ください。
※会場については現時点では非公開です。
チケットをご購入いただいた方には、9月に入りましたら、登録いただいた住所にチケットを送付いたします。会場の情報についてもチケットに記載しています。
