表現の不自由展・東京展が6月25日〜7月4日まで開催されます!

いま、日本の中では、さまざまな表現や言論が沈黙を強いられています。もしくは、暴力の被害を恐れて、自ら沈黙を選んでしまうことも――
公立美術館などで、「抗議が来る」おそれがあるというだけで、展示作品を撤去されることがありました。公共の施設や空間で表現の機会を奪われる事態が相次いでいます。私たちはこの事態を、憲法が明確に禁止している「検閲」に当たる重大な問題だと考えています。


私たちは2015年、このような「検閲」を受けた作品を集めた「表現の不自由展」を東京で開催し、「消されたものたち」の権利と尊厳の回復をめざしました。これをきっかけに、愛知県主催の「あいちトリエンナーレ2019」に招かれ、「表現の不自由展・その後」を実施しましたが、これ自体も「展示中止」とされ、内外のアーティストや市民の支援で再開を実現しました。その後も韓国・台湾で招待された私たちは、改めて「消されたものたち」の復権を掲げて、この東京展を開催することにしました。


芸術の可能性は限りなく大きく、言論の広がりは社会を豊かなものにします。しかしいま、論争のあるものや「政治的」なものを遠ざけ、目に触れないようにすることが横行しています。そんな息苦しい空気は願い下げです。天皇と戦争、植民地支配、日本軍「慰安婦」問題、靖国神社、国家批判、憲法、原発……これらをタブーとせず語り合える社会を、私たちの手で実現しましょう。


新型コロナウイルスの感染拡大が収まりませんが、感染防止と会場の安全に最大限の努力を払いますので、多くの方のご来場を心よりお待ちします。

表現の不自由展・東京実行委員会

*詳細は「展覧会情報」のページからご覧ください